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大分銀行 宗麟館    

建築概要

敷地面積: 2,204㎡

建築面積: 915.61㎡

延べ面積:3,155.21㎡

階  数: 地上5階

最高高さ: 24.442mm

天井高さ: 3,300mm、7,800mm(吹抜)

主スパン: 6,000mm×12,800mm

構  造: S造

杭・基礎: 場所打ちコンクリート杭

 大分銀行 宗麟館は、かつて本店社屋であった赤レンガ館(辰野金吾設計1913)創設100年を契機に、これまでにない新しい銀行像を目指し、地域密着型金融機関のフラッグシップビルとしてJR大分駅南側に建設された。市によって整備された「大分いこいの道(シンボルロード)」に開かれる立体的な外部空間と、透明度の高い内部空間を視覚的に連続させることをテーマとして計画している。

 1階には、金融業務スペースと一体となるカフェ(テナント)を併設し、吹抜を介して上階ともつながる構成とした。複合用途による多様な営業時間に対応するセキュリティーゾーンを構築し、銀行業務終了後には、ロビーと営業室を透明ガラスパーティションで仕切ることで、「見せて守る」セキュリティーを確保しつつ、これまで感じられなかった行員の時間外執務状況を垣間みることもできる。

大分県大分市 2015.03.
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