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中野彰三 建築計画研究所
S.Nakano Atelier
JR大分駅南側に建つ賃貸集合住宅である。市の地区計画に沿って、壁面を緑化するために、格子パネルにツタなどを絡ませてやわらかいベールをつくり、各々の住戸に緑と木陰をもたらす計画とした。
住戸は各階ではすべて異なる平面計画とし、各戸にゆとりのある広いバルコニーを設け、全体を雁行させることでバルコニー越しの視線をさえぎり、外観に変化を持たせることを考えた。
1・2階のテナントスペースのアプローチにも、緑化格子が雁行してつながり、季節ごとの花などを楽しむことができる。主なテナントとして、複数のクリニックが入ることにより、日常もにぎわいのある環境となっている。
9階 ペントハウス階には、オーナールームを設け、広い屋上テラスを緑化することによって、地上に住まう感覚に近づける工夫をした。
現在、緑化パネルには6階ほどまで地上からの緑が達しており、これからすべてのバルコニーが深い緑に囲まれることを期待している。
全景
外観見上げ
オーナー階 リビング
全景
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カサ・ヴェルデ駅南 (池原義郎・建築設計事務所)
大分県大分市 2006.01.
建築概要
敷地面積: 1,379.90㎡
建築面積: 796.83㎡
延べ面積: 4,590.58㎡
階 数: 地上9階
最高高さ: 31,000mm
天井高さ: 2,700mm(住戸)
構 造: RC造
杭・基礎 : 現場打ちコンクリート杭
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